猫と赤ちゃん

感染症で瀕死の子猫（２ヶ月くらい）を拾ってきたら、
我が家の飼い猫（♀）に言い寄っていたオス野良が面倒を見始めたことがあった。

両手で子猫を抱きかかえるようにして、病気でぐしょすしょの顔を何十分も舐め続ける。
当の飼い猫のほうは警戒して寄り付こうともしなかった。
慌ててそいつを捕まえて、病院で処置した後、しばらく半飼い。
おかげで子猫はなんとか片目を取り戻し、抗生剤は欠かせないものの、
なんとか元気に我が家の一員になった。

性別を問わず、猫の母性本能の強さには時々驚かされることがある。

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